NEXT STAGE -中期的アクション-

中期的には、安保法制や関連法の内容を再点検するものが考えられます。

 


★落選運動を行う(短期~中期)

今回の採決に賛成した議員を落選させる運動です。

すでに幾つかのグループが水面下で動いています。

この運動は情報が重要なポイントとなります。

これについては、追ってもう少し詳しい方法をお知らせしたいと思います。

 

★野党間の協力を応援する

現在、一部の野党が「安保法制反対」の立場で、参院選の協力を模索し始めています。いまの国政を変えるためには、野党間の協力が不可欠です。落選運動と共に、野党間の協力を応援することはとても大切になると思われます。

 

安保法制廃止法の成立を議員に働きかける(短期~長期のアクション)

一部野党からも同様の動きがありますが、安保法制廃止法案を国会に提出し、この法律の廃止を求めるアクションです。イラク特措法が成立した後、この法律を廃止する法律が国会に提出され、実は参議院では可決されています。地元議員への働きかけが中心となりますが、国会への請願・陳情という形でも可能です

 

★安保法制の勉強会を企画する

専門家の目から見ても、問題点が非常に多い安保法制。どこが問題なのかを勉強してみましょう。講師には弁護士さんや大学の先生などお願いすることが出来ます。憲法研究者の方々の「出前講師団」もあります。

日米ガイドライン、アーミテージレポートなども、参考になりますので、ぜひグループなどで読んでみましょう。

勉強会の記録は、ぜひレポートにまとめることをお勧めします。

まとめたレポートはWEBサイトで発表したり、地元議員に届けてみましょう。

もしかすると、そのレポートが法改正の布石になるかもしれません。

 

★トークライブを企画する。

この安保法制の何が問題なのか、専門家などを呼んで、トークライブを企画してみましょう。専門家でなくても、安保法制に反対の立場を取る著名人を呼んでも良いでしょう。トークライブの様子をインターネットで中継したり、アーカイブをWEBにアップしてみましょう。

  

★安保法案反対に動いたグループと交流を深める

今回、多くのグループが自発的に立ち上がり、様々なアクションを行ってきました。国会前のアクションなどでも、連携が広がりました。このネットワークを大事に育ててみましょう。

具体的には、(クローズドでも良いので)SNSやメーリングリスト、LINEグループなどで交流する、実際に交流する会(飲み会でもお茶会でも良いのです)を開催してみる、お互いが講師となって勉強会をやってみる、などが考えられます。

その中から、「こんなことをやってみよう!」というアイデアが広がるかもしれません。

 

★アクションを記録に残す、出版する

安保法制をめぐる様々なグループのアクションは、数ヶ月に及んだものが多くあります。その記憶が新しいうちに、記録を残しましょう。アクションの細かいノウハウ、街頭スピーチ集、提出した要請文、議員訪問記録、写真など、後にそれらが大きなアクションの土台となるかもしれません。

WEBに記録しても良いですが、小冊子などにまとめると、インターネットの利用が不慣れな方たちにも届きやすいです。可能であれば、出版社に企画を持ち込んでみましょう。