事実にもとづいて議論するためには、誰かからの情報やネット上にある
2次資料では不十分です。
まずもともとの原典にあたって正確な情報を得ることが大切です。
法律を検索するには、いくつかの方法がありますが、
国会図書館の日本法令索引が、とても使いやすいのでご紹介します。
まず、国会図書館の日本法令索引のトップページを開き、「現行法令」のリンクをクリックします。
ちなみにトップページからは、廃止された法令や法案、条約承認案件などの検索も可能です。
検索の画面が出て来るので、探したい方法(法律の名前、公布日、発令機関など)で検索をします。
例として法令名に「特定公共施設利用法」と入力してみます。
すると、検索結果が出てきます。ここでは「1件」ヒットしました。
次に、「法令沿革」というリンクをクリックします。
法令の沿革一覧が表示されます。
次に、右の「関連情報へのリンク」にある「総務省 法令データ提供システム」をクリックします。
総務省のデータベースから、該当する法令がヒットします。
読みたい箇所のリンクをクリックすると、その項目に飛ぶことが出来ます。
また、法律によっては英文も掲載されている場合があります。
「特定公共施設利用法」で検索してみます。
沿革一覧の画面にある「法務省 日本法令外国語訳データベースシステム」をクリックしてみます。
残念ながら、「特定公共施設利用法」は英訳がなされていないようです。
ちなみに、国会における法令の審議の経過も調べることが出来ます。
沿革一覧の画面から「審議経過」をクリックします。
会議録の一覧が出てきます。
審議の状況(趣旨説明、質疑、参考人招致、採決など)から、内容を読むことが出来ます。
例えば、趣旨説明を検索してみます。「審議状況」に「趣旨説明」とかいてある号数「2」をクリックします。
すると、右側のフレーム内に、会議録が出てきます。